『もう小麦は解除ですね』
と、言われたのは2008年夏ごろでした。
それは小麦の経口減感作療法は終わりということ?
パンもうどんも人並の分量を食べていけるようになっていた、
その時期の小麦スコアは、
小麦4(39.20) グルテン4(37.8)
嬉しい気持ちと、信じられない気持ちと、不安があった。
数値に拘らないと言いながらも、この数値で解除出来た事は
奇跡なんだろう、解除できた事が当たり前だとは思えない。
でも主治医の口からは『数値が高くても解除できる子は多いですよ』。
逆の事を言えば数値が低くても解除できない子もいるはず。
数値に出なくても食べられない子もいるはず。
心の片隅にある思い。
食べさせた事で、食べていけるのかもしれない、
食べさせた事で、5年後に食べられなくなっているかもしれない。
食べさせないで、食べられる時期を待っても食べられたのかもしれない。
食べさせないで、5年後に食べられるようになっているかもしれない。
ワタシは某アレルギーの会に所属(現在は退会)していたのですが、
その時の会長さんが経口減感作療法にとても否定的な意見でした。
アレルゲンを食べさせていくことで将来にどんな影響が出るのか、
病院はそこまでの責任は取ってくれないし、臨床結果もまだ無い。
危険すぎると言っていたのが印象的でした。
(6年も前の事なので今の会長さんの考えは分かりません)
ムスコがチャレンジした時期は、一筆書かされるほど、
まだまだ経口減感作療法という言葉が浸透していませんでした。
もし、何かあっても親が選んだ事となるのです。
検査結果などは病院側のモノです、
臨床結果も血液検査の結果も病院のモノ。
すごくネガティブな言葉で表現したら実験じゃない・・・とも思った。
それでも新しい方法にチャレンジすることを選びました。
今は結果が出たけど、将来になにかあるかもしれない。
もし、この先、突然食べられなくなる日が来たら・・・・
どうしようか。。。。
その時はその時で考えよう、きっと最善の道は見つかる。
乗り越える手段を見つけていこう。そんなことをボンヤリと思いながら
奇跡が壊れていく日が来ないように、ワタシがコントロールをしていこう、
そうやって1年間以上の月日が流れました。
今のムスコは1回の分量を気にせず、
毎日うどん・パスタなどを主食に食べても問題はありません。
でも、給食を含めて世の中の食は小麦だらけです。
だからあえて意識をしてコントロールをするようにしました。
そのコントロールにどれだけの効果があるのかは分かりませんが、
無駄に小麦の食べすぎは控えています。
ムスコにもそのことは話しています、食べていけるようになっても、
食べ過ぎてはいけないこと。食べられない日々があったからでしょう、
ちゃんとムスコ自身もコントロールをしています。
(まだ食アレについては言う事を聞いてくれる年齢なので・・・)
食べさせていく事で一番気になるのは運動誘発の事です。
学年が上がり、身体の動かし方も変わります。
それを見越してコントロールもしています。
この件に関しては主治医と意見合いませんけどね(苦笑)
↑主治医の見解は同じ状況で同じ症状を繰り返さなければ
運動誘発とは言えないといいます。
でもワタシの見解は違うのです、食べている分量以外にも、
身体を動かす度合い、その日の体調や気持ち、
それにも左右されて運動誘発は起こると思っています。
(注:あくまでもワタシの考えですよ〜)
運動誘発についてもムスコには話しています、
学校給食でうどんやパンを食べた日の休み時間は、
いつもよりは外遊びを控えるようにと。
とはいえ、ムスコ自身のコントロールに任せるようにしています。
こんな風にまとめてみると解除しても結構大変じゃない?
と思われそうですが、でも、普段は気にしていないのです

気にしてない・・・慣れた?それが日常?!
経口減感作療法をやったことも後悔していないし、
アレルギーのことばかり考えていることもない。
でも、時には立ち止まる事もありました。
食べるべきか、食べさせないべきか、
食べさせて良いのか、食べないほうがいいのでは、
食べ続けてもいいのか、一杯悩みました、悩みながら突き進んだのです。
食べさせても、食べさせなくても、悩む事は同じなんですよね。
その悩みながらの小麦解除を経験したおかげか、
今は頑張って走り続ける必要はないかなぁ〜と思っています。
そんなこともあり、卵の減感作療法は自分の考え街道まっしぐらです(笑)
主治医の意見も半分は聞き流し・・・・えええええっー。
それでも強制をしない主治医、ワタシの考えを優先してくれる。
それは解除が大変だとわかっているからかもしれない。
解除は支えていく人の気持ちが揺らぐと継続をしていくのがキツイ。
食べさせ続けても結果が出ない事もあるかもしれない、
だからやりなさいと強制もしなければやめなさいとも言わない、
ようはワタシ次第ってことなのである。
そんな卵の減感作療法の現状についてはまた書きますね。
(あ、すぐには書きませんよ〜、いつになるかは未定
)



























ナオ





















